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ルスツパラグライダースクールからのお知らせ

・当サイトの新着情報です。

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2018/05/28

遊覧ヘリの飛行エリアについて

ルスツリゾートで今年からヘリコプターの遊覧飛行を本格的に行うということで、パラグライダーの飛行エリアのゾーンを提示してきましたのでお知らせします。

パラグライダーからはヘリの音で確認しやすいですが、ヘリパイロットからは飛行中のパラグライダーを見つけにくいと思います。
ヘリは、時速100Kmを超えて飛行しますから、ゾーンを超えてクロスカントリーフライトに出るときは、ヘリの音を気にかけて飛行してください。

ヘリのメインローターから出るタービュランスは強力ですから、パラグライダーは前後左右200mは離れていなければなりませんが、ニアミスを避けて早めにエスケープです。

画像をクリックして、ゾーンの確認をお願いします。

2018/05/24

ルスツエリアテクニカル

トップページの「お天気リンク」の二つ下に「ルスツテクニカル」を作りました。

この冬のカムイリンクスのフライトから始まったサーマルのリポートをフライトができない日にコツコツとまとめ上げていたのですが、このたびHPに改めて公開することにしましたので、是非参考にしてください。

2018/04/21

ウエーブ(山岳波)によるとても安定した上昇

ウエーブとは、飛行中の風上にある山から吹き降ろした風が、次の山で斜面上昇風になる風なのですが、飛行している山の斜面上昇風が、たとえは温泉ホテルにあるウォータースライダーのようにきれいな風でウエーブ状況が出来ていて、飛行している山の高度の何倍もの高度までウエーブが続いている現象です。

僕はもう35年ほど前に体験していますが、南南西の風に乗ってハンググライダーで尻別岳まで飛行して、風上にターンした時に、バリオメーターがプラス3くらいで鳴りはじめました。軍人山からと思われるウエーブを感じたので、そのまま最少沈下速度を維持していると、高度1.800mくらいまではバリオメーターのプラス3くらいの一定の音を聞きながらの上昇をしています。
最少沈下速度まで速度を落としているのですが、少しずつ前進してしまうので何度か後ずさりを繰り返しながら、ほぼ同じところで果てしなく上昇していく感じです。この時は高度2,100mほどで頭打ちでした。

勢いのあるウエーブは、その後ろに次のウエーブもあるので、そこでも上昇できたのですが、第1波のような勢いのある上昇は得られませんでした。

20年くらい前には、尾野さんと言うパラグライダーパイロットが、南東の風でテイクオフし、貫別岳からのウエーブで1,000mを超えて上昇していたのですが、「尾野さん、それは貫別岳からのウエーブだから心配しなくていいよー」と、僕から無線で伝えていたのですが、初めての経験だったので不安になって「もういいです」と、無線が入り、上昇の途中でやめていました。
上昇し続けた場所は、道の駅の北側の「どんどん市」のあたりです。

その次に離陸した守屋さんは、飛行コースを橇負山の斜面上昇風を利用して国道230号線まで高度が下がらないように前進してほしかったのですが、まっすぐ尾野さんが上昇した方向に向かってしまったので、ウエーブの手前で高度が無くなっていました。

ウエーブは程よい風の中で起きる現象なのですが、40年程前には滝川から離陸したセールプレーン(飛行機の形のグライダー)が、ピンネシリ山からのウエーブで6,000mまで上昇したことが新聞に載っていました。

パラグライダーではなかなかウエーブを体験する事は出来ませんが、それはとても安定した上昇気流ですから、もし遭遇する事があったら怖がらずに上昇し続けてみてください。

2018/04/13

クラウドストリートによるクロスカントリーフライト

空を観察しているとクラウドストリートと言って、その日の風の方向に適度な積雲が帯状に延びている事が有ります。
ルスツでは、ウインザーホテルの方向や昆布岳方向から来ているのを時折見つけています。
クラウドストリートはその雲低にある吸い込まれる上昇風を利用して雲低近くまで上昇し、その雲に吸い込まれてしまわないように速度を上げたりジグザグに飛行したりしながら、次の吸い込まれる雲低へ、連続した上昇風のエネルギーを利用して飛び続けるクロスカントリーフライトです。

ルスツでは、西風の日に羊蹄山からクラウドストリートがしっかりと橇負山まで延びてきている事が時々あります。羊蹄山から出る収束流を伴って発生して帯状に延びてきているのです。

過去に一度だけ平川君がハンググライダーで西から離陸して上昇気流に乗って、そのクラウドストリートの雲低まで上昇したことが有ります。「そのままクラウドストリートに乗って、羊蹄山方向にずっと飛んで行けるよー」と、無線を入れた後、5〜6qくらい羊蹄山に向かって飛んでいき、ターンして橇負山まで戻ってきたことが有ります。

クラウドストリートはその発生にいくつかの違う要素が有るのですが、おおむねある程度の上昇風の帯になっています。
セールプレーンやハンググライダーは高速で飛ぶことで一番上昇する芯を捕らえて雲低をドルフィン飛行が出来ますが、速度範囲が狭いパラグライダーは直線飛行では吸い込まれてしまいやすいですから、雲に吸い込まれてしまわないようにアクセルも使ってジグザグに飛行します。

クラウドストリートは、前線に伴って風の向きとは別方向にも作られますが、またそれとは別に2000m以上の高いところでは波のように何列にもなっている事もあります。ある程度風が有る日に発生しているせいで、パラグライダーではなかなか利用することが出来ませんが、たとえば羊蹄山に飛行して、トップアウトしてから、そこから出ているクラウドストリートを利用して飛び続ける方法が良いでしょう。
ルスツでは、その雲低にたどりつくことが出来ればのお話です。

僕は雲の観察が好きで、空を見上げる事が多いです。
南風の日はクラウドストリートがウインザーホテル方向から延びてきていたり、南西の風の日は昆布岳からずっと延びてきているのも必ず見つけています。
その日その時に発生している雲の種類で、ある程度のコンディションを見分けます。

地方を車で走っているときに、学術的にはまだよく分っていない地震雲(200〜300mの太さが有って10q以上一直線に延びていてねじれている雲)も時々見つけたりしていて、翌日かその次の日には、その方向のどちらかで地震が起きている事もしばしばです。

風や雲を観察して、その日の上昇気流を分析して確かめるようにフライトします。
風は、コリオリの力を超えて様々なエネルギーが存在していて、それを理解して、よりパラグライダーを楽しむことが出来るのです。

2018/04/06

前線通過に伴うクロスカントリーフライト

前線通過に伴うクロスカントリーフライト
2018.4.6

前線に伴って南風の暖気と北風の寒気とがぶつかる所では、激しく積雲が出来たりして、飛行には危険なことが多いのですが、穏やかな前線通過は心地よい上昇風帯エリアになるのです。

橇負山ではこれまで何度となくその風に乗って上昇するパイロットを見ていますし、そのまま洞爺湖方向にずっと飛んで行ったパイロットが居ます。

その時の条件は、飛行中に風の向きがおおむね120度から180度変わるときにその現象が発生します。
たとえば、その日の橇負山の風の向きが南風から北風に変わる天気予報の日に南風でソアリングをしていて急に北風になった時、北風の冷たい寒気が南風の暖かい大気の下に、クサビ形に刺さるように入ってきます。

飛行していたパイロットは、たいがい何が起きているのか分らず、どこをどう飛んでもいい感じで上昇し始めますからあわてます。
僕からの「風が北風に変わったので、上昇しているんだよっ」と、無線で説明しても理解してもらえないことがほとんどです。

洞爺湖まで飛んで行った斉藤君は、南風でソアリングを楽しんだ後、クラブハウス方向に飛んできて100m位まで下がってきてから、風が北風に変わってだんだん上昇していき、その前線による上昇風を利用して難なく洞爺湖まで飛行し、それでも十分な高さが有り、飛行していました。(その時なぜか「洞爺湖に着水可能です」と、無線が入りました)
噴火湾に近づくと、海風が強く入ってきていてそれ以上は行けません。

理論的には北風の中で飛んでいて、南風が押し寄せてきても、押し寄せる南風は冷たい寒気が地面からクサビ形になっているせいで、仕方なく暖気が斜面上昇風と同じようにかなりの高さまで吹き上がるのです。

以前のパラワールドに茨城で飛行中に南からの前線通過に乗って、前線帯にとどまるように急がずに遅れずに暖気の上昇風に乗ったまま北上して、帰りは仙台駅から新幹線で帰って来た記事が有りました。

橇負山では、南風が日中に北風に変わる日が狙い目です。
前線帯から外れると沈下してしまうので、前後にサーチしながら飛行するのですが、押し寄せる前線よりも先の方に行くと徐々に上昇しなくなります。
後ずさりしすぎると、寒気の中に入ってしまい、普通の沈下速度帯に入り込んでしまい、暖気の上昇帯に戻りにくいです。
クサビ形の寒気と、上昇帯の暖気をイメージして、バリオメーターの音色で判断してください。

前線通過に伴うもう一つの飛行方法は、前線が天気図通り帯状に伸びている方向に高速で飛行します。低速で飛んでも良いのですが、クロスカントリーの距離を伸ばすために高速で飛ぶのです。
前線方向に暖気の上昇帯をジグザグにサーチしながら飛行する事で、驚くほど簡単に距離を伸ばすことが出来ます。南東の風であれば簡単にニセコを超えてしまいます。

雲が発生していない前線の通過は、グライダーにとってまたとないコンディションなのです。繰り返しますが、橇負山では、南風が日中に北風に変わる日が狙い目です。

北風の日に南風が吹いてきたタイミングでも尻別岳方向に飛んでいけば前線に乗ることが出来るのですが、今までは元気よく京極方向に飛んで行ったパイロットは居ませんです。
たぶん、赤井川を超えて余市まで飛んで行けると思いますが、午後になると赤井川あたりまで海風が入って来ていて、さらに上昇し始めるかもしれませんが、北へは進めなくなって着陸です。

倶知安方向は、羊蹄山が独立峰ですから後ろに出来る強力な収束流に警戒です。風の強さにもよりますが、羊蹄山から5q以上は離れて飛行経路を取ってください。
橇負山で羊蹄山から風が来ている日は風が少し不安定ですが、8q離れているのでキャノピーが潰れたりはしないのです。

2018/03/30

夏のサーマル

夏のサーマル
2018.3.30

ルスツエリアは噴火湾から橇負山まで風が入ってくることが多く、フライト確率がとても良いです。
その証拠に海からの湿った空気が橇負山まで入って来てクラブハウスからは山頂が見えないのに、尻別岳方向は山頂か見えている事が有ったり、夏には尻別岳まで入ってきた南風が北からの風とぶつかって、大きな入道雲になっている事も多いです。
当然、橇負山で風がぶつかって入道雲ができる時もあって勢いよく上昇する日もあります。

古い自慢話になってしまいますが、僕がハンググライダーを始めたころは、道内のほとんどの大会に出ていて、そのほとんどが1位から3位であった時代のお話です。
春に比布(ピップ)の大会が有り、山頂で20機ほどハングがフライト準備を始めていたのですが、風が良いのですが、時折風が4mを超えるので時間を計ると、ほぼ12分周期で山頂にサーマルブローが入っている事に気が付いて、次のブロータイムに合わせて僕がテイクオフしたことが有ります。
なので1本目の僕はダントツの1位でしたが。着陸の時に翼の一部が壊れて、2本目のフライトにエントリーできず2位になりました。

橇負山南斜面ではこのようなブローの正確な繰り返し現象は感じませんが、西テイクオフではそれを感じる時が有ります。
また、日差しが有る日のフライトは、エリア全体にソアリングをしている全員が上昇し始めたり、全員が下がってくる時が有ります。

エリア全体の上昇風のブローとは別に、強い日差しの中で、サーマル源のその場所から出るブローも周期的に出ています。
上空から見て明らかにサーマル源に見える黒く乾いた畑や、刈り倒して間もない黄色い乾燥した草なども、10分前後の周期でサーマルの勢いが変化していますから、その上空に行ってもほとんど上昇しなかったり、勢いよく上昇するタイミングだったりしています。

ちなみに、雨上りの畑で太陽の日差しのせいで畑全体に水蒸気が出ているときが有りますが、水蒸気が畑の熱をうばっているせいなのか、サーマルは出ていません。


冬のサーマルにも書きましたが、日差しが有って風のない日は、下がらない程度のサーマルを、粘ってねばってとうとう勢いよく上昇した経験が何度もあります。もう一度言いますが、風のない日は是非試してみてください。とうとう上昇し始める体験に出会えると思います。
ネバって結果的に上がらなかったらあきらめればいいのです。

その日のコンディションにもよりますが、バリオが少ししか鳴らないときや、旋回しても上昇し始めないときに、無視して次のサーマルを探しに行っても、結果的に下降気流をあえいでいて駄目だったことが多いです。

それはねばっても結果的に上がらなかったとしても、1本のフライトを無駄なく全力で努力したことで、フライト技術が磨かれるのです。
1本の1本のフライトにテーマを持って挑んでください。斜面上昇風が無い日でも、出来るだけ長く飛ぶ努力がフライト技術の向上になるのです。
粘ろうとしなかった人はそのまま着陸していて、その1フライトがもったいないと思います。


ルスツでのサーマル源には、道の駅や遊園地の北にあるとても大きなアスファルト駐車場が有り強力です。
大きな面積のアスファルトは、日差しが弱い日でもアスファルトの温度が上がっていてサーマルが出ています。日差しが有る日はサーマルブローが一休みのタイミングでも、十二分な上昇風が有ります。
橇負山の南斜面の風が少し東から吹いてきているときは、高度が取れたなら道の駅までサーマルを取りに行ってみてください。
春先はその手前にある畑が作物が伸びていませんからサーマルもタイミングが合えば勢いよく上昇しますが、その先の道の駅の駐車場から出るサーマルは、さらに勢いが有ります。

それらのサーマルは、その真上ではなく、風下300メートル前後まで流されて上昇風に遭遇するのが一般的です。


皆さんにニュースナウの書き込みをするために、晴れの日に僕が二種類持っているサーモセンサーでいろいろと温度を測定したことが有ります。草地の温度は15度前後でした。乾いた枯草は25度前後でした。まだ野菜が伸びていない春先の畑の土は、乾きぐわいによって30度近くまで上がっている事が有りますが、つねに地中からの水分が蒸発しているせいなのか、表面だけは25度から30度が多いです。
アスファルトは日差しが弱くても周りのどこよりも温度が上がっていて、風の弱いカンカン照りの日は40度を超えたりもします。

つねに地上のサーマル源、特に風がよどんでいる地形から出る勢いのあるサーマルや、斜面上昇風を観察しながら上昇気流を捕らえて飛行しますが、雲低近くまで上昇したならば、地上のサーマル源の上昇風がどこに上がっているか見当がつきにくいので、次のサーマル雲を目標にします。
仲間同士で飛んでいるときは、つねに他の誰かがサーマルで上昇しているのを注意深く観察して、その上昇気流を利用して、その上に入り込んだりします。飛行中はつねに高度が下がってしまわないあらゆる努力をあきらめずに繰り返します。


南風の橇負山から尻別岳ねらいは少し東回りで飛んでいき、カイト山南斜面でルスツリゾートの駐車場のサーマルを利用して、8の字旋回やセンタリングで一気に尻別岳の高さまで上昇します。なかなか上がらないようなら、サーマルブローの周期まで少し待ってみましょう。こんな日は、初級機でも誰でも簡単に尻別岳まで行けるのです。

帰りはフルアクセルでカイト山南斜面まで戻り、そこでもう一度駐車場のサーマルブローを利用して、できるだけ上昇しておいて、フルアクセルで橇負山の南斜面に戻りますが、その位置からはゴンドラ駅より右に進入しないで戻るのがセオリーです。ゴンドラ駅より右の山頂中心部で進入して低くなると、下降する風にはまってしまい、しまいにはたたかれます。
尻別岳ねらいは、その日の風を読んで、南か南南東の風の日が狙い目です。風を読んでトライしてみてくださいね。

ルスツはよそのエリアと違って、うまく戻れなくてもあちらこちらに安心して着陸ができる所が有っていいですね。乱気流になっていない地形を読んでランディングです。


サーマルハンティングが上達したならば、その次はクロスカントリーフライトです。
地形のサーマル源の分析や上空にある真っ白いサーマル雲や風の向きと山岳地形とを分析した斜面上昇風、時折できているクラウドストリートなども利用します。

尻別岳トップアウトからクロスカントリーフライトを始めるのは、春が一番おすすめです。
理想的なのは、10時を過ぎてまだ何も植えられていない畑が乾いていて、十分に暖められている事が条件です。大滝村方向や中山峠方向、そして京極方向でも良いのです。


畑からのサーマルで十分なのですが、春先はさらにいくつものプラス要因が有ります。
気温が低いこと、上空に冷たい寒気が入っている事、大きな川は水温が低くてその河川敷全体の地面が冷たい事、林の中にはまだ溶けずに残っている雪のせいで、河川敷も林も勢いよく下降気流になっていて、畑で暖められたサーマルの勢いを後押ししているのです。
もし、その季節のフライトに出会えたなら、畑に沿ってどこまでも飛んで行けます。

ですから、飛行コースは手堅く畑からのサーマルコースを飛びます。たとえ遠回りであってもできる限り幅のある林を横断せずに飛行します。
ためしに幅のある河川敷や林を横断すると分かりますが、ものすごい勢いで下降気流ですから、Uターンしてフルアクセルで脱出です。(下降気流からの脱出は、ブレークコードを引いてゆっくり出てくる操作は、理論的に間違いです。沈下を遅くしようとする努力は、飛行速度も遅いために時間がかかってしまい、下降気流からやっと出てきたときの高さが低いのです。)そして仕方なく下降気流を横断するときもフルアクセルです。


追い風で飛行中にヒットするサーマルは、あっという間に過ぎてしまうので、これでもかと言わんばかりの急旋回をしてそのサーマルにとどまりセンタリングを始めます。

ルスツのようなどこにでも着陸できそうな場所が有るエリアでは、気軽にクロスカントリーフライトに挑戦できるのです。

2018/03/14

後書きです。

僕の体験ですが、サーマルセンタリング中に逆方向に旋回すると、サーマルを見失うことが多いし、もう一度サーマルコアに近づくセンタリングから始めることになってしまいます。
センタリングの基本は、旋回方向を変えたりはせず、見失ったサーマルは、一度大きく旋回してサーチの範囲を広げたりしています。

くどいようですが、サーマルは上昇気流ですが、サーマルから出ていくと相対的に下降気流です。ですからとても弱いサーマルでも、決してサーマルから出て行ったりしてはいけません。そしてついには上昇し始めることがよくあるのです。
皆さんも頑張ってその達成感を味わってください。

サーマルハンティングやクロスカントリーフライトは、つねに上昇気流を理論的に割り出して飛行することを心がけてほかのパイロットがどこで上昇しているかも常に観察しながらフライトしてくださいねっ。

2018/03/14

橇負山から尻別岳、そして

皆さんが、尻別岳をクリアーして京極方向にクロスカントリー飛行するときは、尻別川の上は、決して飛行コースにしてはいけません。黒土の畑からのサーマルをコースに飛行するのですが、バリオが鳴ってすぐに急旋回しても、追い風飛行のせいで、サーマルコアよりかなり行き過ぎてしまう感じです。
それでも、尻別川に落ちる下降気流と、羊蹄山から吹き降ろす下降気流のおかげで、晴れた日は畑の上に上昇風が出来ていて、軽々と京極町を超えていきますが、尻別川をコースに飛行した人は、京極町のはるか手前で着陸しています。

サーマルセンタリングは、風の中でまーるく回し続けると風下側に外れてしまいやすいので、少しずつ風上方向にずらしながら旋回する事で、サーマルコアから後ろに外れずにいます。
サーマルセンタリング中にバリオの音色が強くなったら、その方向にわずかに直線飛行する事で、サーマルコアの方向にうまくセンタリングができます。
センタリング中は外側のブレークコードも引き込んでセンタリングする事で、理論的に勢いよく上昇します。
更に小さくセンタリングするときは、両方のブレークコードを更に引き込む操縦が、正しい操縦です。
サーマルの中で他機が同じレベルで対面してセンタリングするときは、両方のブレークコードの引き加減で、センタリング相手としっかり対面しながら速度調節をしています。

外側のブレークコードを引かずにセンタリングをしている人は、理論的な操縦をしていないし、とても勢いのあるサーマルの時にしか上昇しないのです。

2018/03/14

冬のサーマルはとても分かりやすい。

冬の話に戻りますが、とにかく雪原には上昇気流は無く、どちらかと言えば下降気流です。
一方、日差しが当たる木立は太陽熱を吸収して熱源となっています。特に木立の密度が高い針葉樹は夏冬通して熱源になっています。

しかし雪原の中の木立は、風が弱ければ上昇気流が出ています。上から見るとかなりスカスカな林でも、太陽光が当たっていれば出ています。気温が低ければ低いほど出ています。
僕は、冬にモーターパラをやっているので、何度もその体験が有るのです。

零度以下に冷え込んだ日は千歳川などの川幅が有れば、かなり勢いよく上昇気流が出ています。カムイリンクスのような、すく近くに石狩川が有るエリアでは、川に沿ってどこまでも上昇気流を利用できます。真冬でも川の水温は0度以上ですから、カチンカチンに冷え込んだ日には、大きな川や防風林にそって飛行する事で、距離を伸ばすことが出来るのです。
冷え込んだ冬にモーターパラで千歳川も越えようとして飛行したことが有りますが、川幅30mほどの千歳川は強烈な上昇気流だったので、怖くなってあきらめたことが有ります。
でも、夏の川は川幅があまりなくても勢いよく下降気流です。

2018/03/14

サーマルにしがみついてください。

一方、サーマルと思われるバリオの音色が聞こえていても、少ししかバリオが鳴らないときや、旋回してみてもわずかしか上昇しなかったので、その上昇気流を無視してしまうのは最悪の判断です。
せっかくヒットした上昇気流から出て行ってしまうと、少なからず下降気流です。(相対的に斜面上昇風のエリア中においても、理論的には同じです)

もう少し言えば、アスリートの皆さんは、バリオの下降気流の音をマイナス0.5程度に設定していて、常に下降気流の音色を聴きながら飛んでいて、下降気流の音が止まっただけで、サーマルサーチを始めます。なぜならば、使えるサーマルをかすめてバリオの音色が止まったかもしれないと判断するのです。
サーマルに対してわずかな情報にもどん欲にサーチして、誰よりも手堅く上昇するのです。
サーマルをあきらめるのは、さんざん努力をしてからなのです。

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